4月6日 日曜日の午後「ゆるっとスポーツ大会」と銘打って、小運動会を開催しました。ゲームなので身体だけではなく気持ちの面でもとてもリフレッシュできて、リハビリとは一味違う時間を過ごしていただきました。2階フロアの壁沿いに椅子を並べました。ウォーミングアップとして、職員の動きを見ながら足首をほぐしました。今回の競技(?)が、手を使わず足のみで行うものだからです。「何をするのだろう?」と不安と期待が入り混じった表情の入居者も見受けられました。職員が床に紐で大きな輪を二つ貼りだしたので、入居者はますます興味深々でその様子をうかがっていました。足元に置かれた缶を輪の中に入れるというのが最初のゲームでした(左写真)。強すぎても弱すぎても輪の中にはおさまっらず微妙な力加減を強いられ悪戦苦闘。次に登場したスイカの巨大なビーチボール(写真中央)。今度は缶をスイカに当て輪から出すことを競うゲームです。スイカが大きすぎるのか入居者が蹴っても蹴ってもびくともしないで輪の中に居座るスイカに、しびれを切らした職員の一撃でやっと押し出すことができました。ワーッという歓声に職員は我に返り苦笑いという場面もあり、職員も入居者に負けないくらい熱くなってきました。そして最後はカラフルな風船3個に缶を当てて輪から出すというゲームでした(右写真)。これまでの成果が実り、入居者は皆さん蹴り具合を完全マスターされて、いとも簡単に風船を輪の外に出すことができました。何か物足りなさを感じるほど呆気なく。足腰に自信がある入居者はもちろん、座って足だけでできるゲームばかりだったので、車椅子の入居者も同じように参加でき楽しむことができたようです。同じ施設で過ごしていても身体の状態は個々違いがあるので、できること、気持ちはあってもできないことが多くあります。今日は短い時間ではありましたがその場にいた入居者全員が、同じ様に参加できたことが一番良かったことです。やはり運動の後はお腹が減りますね。いつもより早く夕食時間に食堂に来られた入居者が多かったように思いました。

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